職場におけるソーシャル ネットワーキング、実態はアンチソーシャル ノットワーキング


By Ian Moyse、EMEA チャネル ディレクター


ソーシャル ネットワークがプライバシーやセキュリティに与える脅威について全国紙が記事を載せない週はほとんどありません。これらのニュース記事は誤っていません。ソーシャル ネットワーク ユーザーは、マルウェアの攻撃や ID 盗難からネットいじめ、性犯罪者やストーカーによる被害、不適切なコンテンツの表示や投稿、失言 (正確には失入力 ?) で困ったことになるという常に存在するリスクまで、多数のリスクにさらされています。

また、ソーシャル ネットワークでさまざまな個人情報を公開すると良くない結果になることも想像できます。オーストラリアのある会社員は、前夜に飲みすぎて仕事をサボったことを投稿したために仕事を失いました。顧客情報の悪用について Facebook で自慢していたコール センターの従業員グループは解雇されました。雇用者が従業員の Facebook の投稿を事実上の罪の告白として使用するとは信じられませんか ?

Facebook では毎日 40 万人以上、LinkedIn では毎週 40 万人のユーザーが新たに参加しています。従業員によるソーシャル ネットワークの乱用が加速しているため、雇用者にとってソーシャル ネットワークは無視できない存在となっています。

広く知られることになったある事件では、刑事裁判の陪審員が裁判の詳細を Facebook に投稿し、友だちに自分が陪審員ならどう投票するか意見を募ったため、陪審員の任を解かれました。また、陪審員が裁判の詳細を Facebook に投稿したために審理無効となった例もあります。

雇用者もまた、ソーシャル メディアの使い方に注意する必要があります。ソーシャル メディアを通してパートナーに絶縁状を送ることと、雇用者が従業員を解雇する手段として Facebook を使用することはまったく別の問題です。それにもかかわらず、英国の十代の若者は実際に解雇されました。

Web そのものは長い間、ビジネスの生産性を高めるためのツールであると同時に時間を無駄にするうさんくさいものとして、両方の役割を果たしてきました。多数の調査で、職場からの Web アクセスは生産的な作業時間の損失につながることが論証されています。

  • 44.7 パーセントの被雇用者が、仕事を最も妨げるものとしてネットサーフィンを挙げている。- AOL と Salary.com
  • 従業員は 1 日に 2 時間以上、コンピューターで気晴らしをしている。(同上)
  • 「職場でのインターネット利用の 30 ~ 40 パーセントは業務に関係していない」- IDC

このところ、企業はこの二面性に頭を悩ませてきました。従業員の生産性を維持することは重要です。一方で、どんどん狭くなっている世界で競合他社や業界関係者の動向を把握することはもちろん、従業員の勤労意欲を保持することも同じくらい大切です。たとえば、従業員の生産性を維持し、仕事の阻害やリスクを減らすには、スパム フィルターを導入することも 1 つの方法です。私は常に、「セキュリティ対策としてメール フィルターを採用している会社はたくさんあるのに、Web フィルターを導入している会社はなぜこんなに少ないのだろう」と自分自身に問いかけています。

一部の企業は社内利用規定を見直し、ソーシャル ネットワークについて従業員の利用、投稿、コメントが認められていることと認められていないことを規定しています。すべての企業にとって、これは良い第一歩です。ビジネスや顧客について自由にコメントすることを従業員に認めると、ビジネスに悪影響をもたらす予期しない (そして望ましくない) 情報が公開される可能性があります。とはいえ、ソーシャル メディアはどんどん変化していきます。従業員が問題を起こす可能性のあるすべての状況を利用規定でカバーできるとは限りません。

従業員にマスコミと話をさせたくなければ、ソーシャル ネットワークに投稿されるコメントの即時性と普及率についてよく考える必要があります。社内すべての人間が、会社に損失を与えるような情報や評判を落とすような情報をわずか数秒で世界に発信できるのですから。

ガイドラインや規則が整っていない企業は、地雷原の中に身を置くようなものであり、誤った行動によってビジネスに多大な損失をもたらす可能性があります。もしあなたが従業員のインターネット アクセスを認めている会社の経営者なら、インターネットの利用に関する規則を今すぐ策定することをおすすめします。これにより、従業員は何を許可されているのか、そしてどのような内容を掲載してはいけないのかを正しく理解できるようになります。
wordpress blog stats